賞与は「褒めて与える」という意味を持っています。企業の業績や、個人の成績を大きく反映して支給されるべき賃金です。
現在の賞与算定式がどのようになっているかを分析してください。
一般的な算定式は以下の類型となります。
- 前年の支給実績との比較による決定
- 全員一律金額、あるいは役職別の一律支給
- 基本給 × 率 × 評価係数
- (基本給 + 役職手当)× 率 × 評価係数
人事制度を改定する際には、(4)の算式への移行が望ましいといえます。 また、決算時期に、成果配分を取り入れた決算賞与制度も社員のモチベーションを上げる効果があります。賞与には、「会社業績」「個人の成果」「人事考課結果」の要素が反映される仕組みなっていることが大切です。