今年の流行語大賞は、ラグビー日本代表の‘ONE TEAM’が見事獲得したようです。働き方改革の中で納期に追われたりする日も、‘ONE TEAM’の精神で、協力をして挑んでいきましょう。今年は12/30(月)~1/5(日)まで、冬期休業とさせていただきます。休暇中はご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。あたたかくしてよい年をお迎えください。
1.安全衛生
●安全衛生関係の書類が、ネット上で作成可能に! ~12/2(月)から開始!~
→労働基準監督へ提出をする労働安全衛生関係の届出書類の一部が、インターネット上で作成できるようになりました。
【対象書類】
- ・労働者死傷病報告(休業4日以上)
- ・定期健康診断結果報告書
- ・ストレスチェック報告書
- ・総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告
※誤入力、入力漏れにはエラーメッセージが!
※データ保存が可能(自身のパソコンに)なため、過去の保存データの呼び出しが可能!
【入力サイト】
●労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス(厚生労働省)
→作成はできるものの電子申請には対応していないため、入力完了後、忘れずに印刷の上、労働基準監督署へ提出をするようにしましょう。
→今後、ネット作成できる書類の範囲が広がっていくといいなと思います。
2.高齢者
●人生100年時代、到来!
~高齢者が安心安全に働ける職場環境づくり~
→昔と比べて、60歳を過ぎてもみなさん変わらず元気な世の中です。半面、死傷病報告(休業4日以上)の対象者のうち、60歳以上が占める割合が年々増加しています。これを受けて、‘人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議’が開催されています。第4回目の会議では、以下のような内容について議論されました。
【高齢者が働きやすい職場環境のために】
(全般)
- ・危険源の洗い出し、安全衛生教育
(職場環境の改善)
- ・身体機能の低下を補う設備・装置の導入
- ・高齢者に配慮した作業管理
(働く高齢者の状況の把握)
- ・健康診断、体力テスト
(働く高齢者の状況を踏まえた配慮)
- ・健康診断の事後措置等
- ・高齢者の状況に適合した業務の提供
- ・心身両面にわたる健康保持増進措置
→労働者自身にも、日ごろからのラジオ体操やストレッチ、バランスの良い食事をとる等、健康管理が求められます。
→これを受けて、今後ガイドラインが作成される予定です。
今月のトピックス
- 処遇改善加算・特定加算の計画書等一本化予定!~来年度から~
‘介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会’にて、書類の簡素化等につき議論が行われ、上記の他、指定申請関連文書等の共通・簡素化についても議論が開始されています。
- 後期高齢者保険料、再び上限アップ予定!~来年度から~
後期高齢者の保険料の上限が、来年度から62万→64万(年)へアップされる予定です。高所得層の保険料が上がり中間所得層の負担増が軽減される、といった形になります。