事務所通信

事務所通信平成25年2月号

 先日、実家の母親から電話が鳴り、何事かとおもって受話器をとると「書類が届いたけど、これ何?」とのこと。表題をたずねると、年金の書類でした。灯台下暗しということわざもありますが、身内の動向にはことさら無頓着になりがちです。
「身内に社会保険労務士がいるから大丈夫」とおもって安心しきってみえるお客様、今すぐ弊社までご一報ください。

雇用保険料率決定

平成25年度料率決定! 〜今年度と変わりなし〜

→ 失業給付や各種助成金等の原資となる雇用保険料の次年度の料率が発表されました。今回は、これまで通りで変更はなしです。給与・賞与計算労働保険の年度更新の際にはご注意ください。

雇用保険の保険料率

  (1)従業員負担 (2)事業主負担 (3)合算 ((1)+(2))
一般 5/1,000 8.5/1,000 13.5/1,000
建設 6/1,000 10.5/1,000 16.5/1,000
農林等 6/1,000 9.5/1,000 15.5/1,000

※計算の仕方
→ 給与・賞与の総額(非課税含む)に、(1)従業員負担を掛けて算出。
→ 年度の初日(4/1)に64才以上の場合は保険料免除。

 

パワーハラスメント

職場のパワハラ初調査! 〜みなさんの職場には、ありませんか?〜

→ 厚生労働省は、職場のパワハラの実態把握、予防・分析のため、全国の企業(30名以上規模)、従業員に対するアンケート調査を行いました。

→ パワハラ相談の多い職場の特徴として、「上司と部下とのコミュニケーションが少ない」が51.1%と最も多くなっています。相談窓口の設置は、企業規模が小さくなるほど少なく、予防解決策としては、「管理職研修」「就業規則等の規程に盛り込む」が上位にランキングされています。

<提言の一部抜粋>
上司は自らがパワハラをしないことはもちろんのこと、部下にもさせてはならない。
ただし、必要な指導を行うことまでためらってはならない。

→ 最近の裁判例では、静岡の病院に勤めていた男性がパワハラを受けたとして東京高裁に控訴していた事案で、時間外が多いと上司から叱責され、不本意に残業時間を訂正させられたとして未払い賃金や慰謝料の支払いが認められているものもあります。

今月のトピックス

  • 1月より所得税アップ〜復興特別所得税(H25.1.1〜H49.12.31まで)〜
    「給料は変わらないのに、手取りが減った気がする」という相談を従業員さんから受けた場合、復興特別所得税の影響が考えられます。復興の財源として、通常の所得税率に2.1%上乗せした金額が徴収されることになりました。特に退職金に関しては勤続5年以下の法人役員等に対する課税強化、住民税の10%税額控除の廃止等もあり、所得税計算の際には注意が必要です。
  • 均衡待遇・正社員化推進奨励金〜3月末で廃止!〜
    パートタイムから正社員への転換等をした際に支給される奨励金が、3月31日で廃止されることになりました。4月からは、重点分野(健康・環境・農林漁業等)を対象に、主に職業訓練に重きをおいた奨励金として生まれ変わる予定です。
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